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7月
2005年6月


あたしは日記に書いた
「この傷のない腕はあたしの誇りだ」と


あんたが切って
あの子も切って
だけど
だから
あたしは 切らないと誓った
だけど 目に見えない辛さは
分かってもらえないと嘆いた
伝えなければ 伝わらないと知った
切れば 言葉無しにも気付いてもらえるのかと羨んだ
切ってる人ばかりが辛い訳じゃないのだと泣いた
それでも 我慢の証だと 傷のない腕を誇った


あたしは笑った
家で泣いた数だけ
二人の前で笑った
笑顔は武器だと言って聞かせた
笑顔は最高の仮面であると信じた
全て隠せると 胸を張った


それからすぐ 1ヶ月間の嵐で
自分の恐ろしさを見た
時間の虚しさを知った
人の感情の脆さを見た
絶望を招く風を知った


2006年6月
「幸せはいつも 一瞬にして闇に溶ける」と書いた
幸せは束の間であると 時の流れを恐れた


2007年6月
自分を死に損ないだと書いた
幾度となく「消えたい」と呟いた
死んでもいいかと誰にともなく尋ねた
世界にはなにもないと諦めた
ここから逃がしてくれと祈った
終わりが見たいと願っては泣いた


私は 愚かで
進めなくなると
失った過去に縋る


私は変わった


彼女の自傷を止めた手で
自分の腕を切った
彼女に生きる意味を語った口で
生への疑問を煽った


誇りだった笑顔という武器を捨てた
代わりに化粧という仮面を作った
他人の傷を舐めることを忘れた
人を愛することを恐れて殻を閉じた
純粋という美しさを手放した


それでも そんな自分の醜さを許した
こんな自分を抱き締めてくれる王子の腕に甘えた


また 7月が来る
静かで 滑らかな
2度目の夏


ねぇ


本当は
ただ


認めて欲しい


零れる涙に気付いて
撫でてくれる手が欲しいだけ


溢れる言葉を受け止めて
その言葉で答えて欲しいだけ


ここに居てくれと
死ぬ気で引き止める腕が欲しいだけ


私だけの笑顔が欲しい
私だけの涙が欲しい。
そしたら私もあげる、全ての感情を。
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【2007/07/07 01:17】 | Comments(0) | Trackback(0) |
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